AFCチャンピオンズリーグエリート(ALCE)は今週、リーグフェーズの第2節が各地で開催予定。

アジア初参戦となるFC町田ゼルビアは、30日にマレーシア王者ジョホール・ダルル・タクジムとアウェイで対戦する。

2週間前に行われた初戦では、韓国のFCソウルを相手にホームで1-1と引き分けた町田。

後半に先制される難しい試合となったものの、80分に日本代表DF望月ヘンリー海輝が値千金の同点弾を奪取。強豪との一戦でまずは勝点1を獲得している。

そんな町田が、ACLE初のアウェイ遠征で迎えるジョホール戦。町田の黒田剛監督と中山雄太は29日に前日会見に臨み、それぞれ以下のようにコメントした。

黒田剛監督

「まずは、FC町田ゼルビア初のアウェイゲームということで、我々も期待することが多いです。

また、かつて日本代表チームがワールドカップ初出場を決めたのがこのマレーシアの地でもあります。そういう運命的な巡り合わせにすごく感謝するとともに、明日のゲームを精一杯頑張って、我々FC町田ゼルビアがどういうチームであるかというのを知っていただくという意味でも、チャレンジャー精神で楽しんで挑みたいと思います」

中山雄太

「明日は私たちにとって初めてのACLアウェイ戦です。このスタジアムはすごく良いスタジアムだなという印象です。

ファン・サポーターが応援に駆けつけてくれるので、自分もワクワクしていますし、僕らはエキサイティングな試合を魅せて、勝点3を掴み取りたいと思います」

ジョホールと言えば、日本代表が1997年にアジア最終予選の第3代表決定戦でイランを破り、ワールドカップ初出場を決めた地。黒田監督はこの場所で初のアウェイゲームを戦うことを運命的に感じているようだ。

ブリーラム・ユナイテッドとの初戦を1-2で落としたジョホールにとっても負けられない、ジョホールと町田の一戦は、日本時間30日(火)21:15にキックオフされる。

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