先日からアイントラハト・フランクフルトへの移籍が噂されている日本代表MF堂安律。すでに水曜日にメディカルチェックを受けていたとも言われており、あとは正式発表を残すのみとなっているようだ。
昨季フライブルクで10ゴール8アシストを記録し、ブンデスリーガでの上位進出に大きく貢献。その実績も評価され、フランクフルトは移籍金2100万ユーロ(およそ32.8億円)+ボーナス最大100万ユーロ(およそ1.6億円)を支払うことを決めたという。
契約期間も2030年6月30日までの長期に渡る条件になる可能性が高いと言われている。これは堂安が32歳になるまでのものであり、クラブの大きな期待と信頼の証となっている。
『technosports』によれば、堂安には同じドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントや、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドからも関心が寄せられていたとのこと。
しかしながら、堂安はフランクフルトのトップメラー監督が構築しているロングスパンのプロジェクトに対する興味、そしてチャンピオンズリーグに出場できるという点を重視し、移籍先を決めたという。
同記事では堂安のことを「リオネル・メッシと比較するのは無理があるかもしれないが、バイエルンで活躍したジェルダン・シャキリと共通点がある。魔法のような左足があり、ゴールにもアシストにも関与する。低い重心を生かして巧みにドリブルし、果敢にチャレンジする。フィジカルの強さもあり、ブンデスリーガの激しい試合にも理想的な適応を見せる」と伝えている。
フランクフルトのフロント陣は堂安を戦術の鍵となるピースだと位置づけており、トップメラー監督は彼のスピードと創造性をチームに組み込みたいと考えているそうだ。