1日、ウェストハム女子チームは、女子日本代表DF遠藤優の獲得を発表した。契約期間は2年間で、背番号は2番を着用する予定だ。

ユース時代から三菱重工浦和レッズレディースでプレーする遠藤は、2度のWEリーグ優勝や、AFC女子チャンピオンズリーグ優勝など、多くのトロフィーを獲得。

そしてこの夏、15年間を過ごしたクラブを離れ、イングランドのWSL(ウィメンズ・スーパーリーグ)への挑戦が決まった。

移籍に際して、遠藤はウェストハムのクラブ公式サイトでコメントを発表。

「ウェストハムに加入できて本当に嬉しいです。浦和レッズでは長い時間を過ごし、多くの成功を一緒に味わいました。勝利は個々のメンタリティから生まれるものだと思っていて、その勝利への姿勢をウェストハムに持ち込み、チームに貢献したいです」と語った。

自身の強みについては、「後方からの攻撃参加と1対1の守備」と説明し、「日々のコンディション管理を大切にしていて、トレーニングでも常に全力を尽くしています。チームのために常にプレーできることを誇りに思っています」と述べる。

そして、「ここ数年、たくさんの日本人選手がWSLで活躍しているのを見るのは嬉しいことでした。今度は私が、イングランドで日本を代表したいと思っています。この有名なクラブのバッジを背負ってきた日本人選手には素晴らしい歴史があります。その一員になれたことを光栄に思いますし、自分のベストを尽くして、このクラブで挑戦できることを本当に楽しみにしています。」と意気込みを述べた。

なお、ウェストハムには現在、FW植木理子も所属しており、日本人コンビの結成となった。

自身初となる海外挑戦で、どのようなプレーを見せてくれるのか、今後の活躍に期待が集まる。

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