2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。

今年9月にはW杯共催国であるメキシコとアメリカと対戦し、10月にはパラグアイと戦うことも決まった。

パラグアイは来日して日本と対戦した後、ソウルで韓国とも戦う。

韓国もすでにW杯出場を決めており、日本と同じように9月にメキシコとアメリカ、10月にはパラグアイと対戦することになった。

そうしたなか、『STARNEWS KOREA』は、「ホン・ミョンボ監督、『日本との比較』は不可避9月と10月の3試合は同じ相手に確定」と伝えてた。

「9~10月に韓国と日本は親善試合戦を通じて『間接的比較』が続くことになった。ともにアメリカ、メキシコ、パラグアイと全て同じ相手と対戦する。

韓国サッカー協会と日本サッカー協会ともにまだ10月の残り1試合で戦う相手を発表していない。

ただし、『Globo』などのブラジルメディアは、ブラジル代表が10月にアジアツアーを行い、その相手は韓国と日本が有力だと伝えている。

ブラジルでなくても、韓国と日本は場合によっては9~10月に4試合連続で同じ相手と戦う可能性が高い。

韓国と日本が同じ相手と2連戦を行うのはいつのまにか一般的になった。いわゆる協力関係を通じて、相手チームの招待料、航空運賃、宿泊費を分担することで、財政的負担を軽減できるからだ。

相手チームからすれば、Aマッチ期間中は同一大陸でしか試合ができないというFIFAの規定を考えると、韓国と日本との2連戦は悪くない。客観的な実力や移動距離の面でも十分に魅力的だ。

しかし、韓国と日本代表チームにかかる負担は大きい。2試合の結果次第では、必然的に間接的な比較対象になるからだ。

例えば、2013年6月、ユルゲン・クリンスマン監督が率いていた当時の韓国はホームでペルーに0-1で敗れ、エルサルバドルとは1-1で引き分けた。

一方、日本はエルサルバドルに6-0、ペルーに4-1と大勝し、クリンスマン監督のプライドは大きく傷つけられた。日本と比べて批判が強かったのも同様の理由からだ。

同じチーム相手にパフォーマンスや結果に大きな差が出れば、韓国と日本はともに国内で強い批判にさらされるのは避けられない。

ホン・ミョンボ監督はすでに多くの世論の批判を受けているが、森保一監督率いる日本も大きなプレッシャーを感じている」

同じ相手に日本代表と結果で差が生じた場合、監督批判につながりかねないと警戒しているようだ。

なお、日本と韓国は7月のE-1(東アジア選手権)で直接対決する。

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