J1・町田ゼルビアは26日、アカデミーヘッドコーチを務めていた森下仁之さんが25日に亡くなったことを報告した。

57歳の森下さんは、現役時代に国士舘大学からPJMフューチャーズ(サガン鳥栖の前身)でプレー。

引退後はコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)やジュビロ磐田、アビスパ福岡の下部組織などで指導した。

その後、2012年に当時JFLだったツエーゲン金沢の指揮官に就任。J3初年度となった2014年にはリーグ優勝とJ2昇格を達成している。

以降はギラヴァンツ北九州などを指揮し、今年から町田のアカデミーヘッドコーチを務めていた。

死因など詳細は明らかにされておらず、町田は「生前は、数多くのクラブの選手育成、クラブの発展など日本サッカー界にご尽力いただき、2025年よりFC町田ゼルビアアカデミーヘッドコーチに就任されていました」と報告。

また金沢も、「ツエーゲン金沢では2012年からトップチームの監督として、JFL時代から率いていただき、J3リーグ初年度での優勝やJ2昇格など5年間で共に多くの歴史を築いていただきました」と感謝の言葉を掲載している。

町田によると、29日に行われる明治安田J1リーグ第22節アルビレックス新潟戦で選手が喪章を着用して試合に臨むという。

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