かつて日本代表の主軸選手として活躍した本田圭佑

ワールドカップでは3大会連続でゴールとアシストをマークし、史上6人目となる記録を樹立した。

本田は名古屋グランパスでプロになると、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、アゼルバイジャン、リトアニア、そして、ブータンでプレー。カンボジア代表では実質的な監督を務めたが、本人は選手として引退を宣言する気はないようだ。

39歳になった本田は、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんのYouTubeに出演。

本田は、旧知の間柄だという渡部さん相手に、選手としては1~2試合の契約が理想、監督が天職などと語った。

「(まだ現役なんだよね?)そうですね。今は所属していないんですよ。いわゆる年契約をして、1シーズン戦うみたいなことではなくて、超短期間の契約をして。

去年ブータンでプレーしたんですけど、2試合しかやってなんですよ。ブータンに1週間ちょいしかいなかった。1試合、2試合契約が理想なんです。ファンドのビジネスとか、そのほかのプロジェクトも忙しいので、年間でどこかに住んでプレーするのはもう無理なので。(2試合契約なら現地入りするのは)4~5日前です、3回くらい練習します(笑)

現役を続ける唯一のモチベーションは、新しい国でプレーして点をとる。

ネットに出てくる情報だと、次に点をとればギネス(記録)。少なくとも次までは(やめられない)。

10年はいきたいですね。(50歳くらいまでプレーするのか?)僕、引退はしないので。引退の概念ってなんですか?

『あいつ、しばらくプレーしてなくない?』って思っておいてもらえれば。それを引退と思ってもらえるなら、引退でもいいですし、僕は引退すると言わないってことですよ。

『あいつ、何年もプレーしてなくない?』みたいなことは起こりうるかもしれない、それだけの話です」

ギネス世界記録を狙っているという本田は、自ら引退宣言をすることはないそう。

そのうえで、「この歳になってくると、敵は対戦相手ではなくて自分の怪我。膝が悪いですね。筋肉系の怪我も多くて、信じられない形で怪我したりするんですよ。ダッシュしたら怪我するみたいな。ダッシュして怪我したら、サッカーできひんって(苦笑)」という現実も口にしていた。

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