WEリーグ・三菱重工浦和レッズレディースのMF竹内愛未の投稿が憶測を呼んでいる。

27日にクラブ公式から「海外を含む他クラブへの移籍を前提とした準備」のためクラブを離脱すると発表されていた竹内。

翌日、彼女は自身のInstagramを更新したのだが、その投稿はチーム離脱時のコメントとは思えないほど“穏やかではない”内容の文言が含まれていた。

竹内は、「私の力不足でチームの力になれなかったこと申し訳なく思っています」とした上で、「私の育んできた過去の努力を否定され、成長率が足りないという話を半年前からチームとしてきました。その上で今回このような決断をしました」とチーム離脱の理由を説明した。

続けて「このチームは自分より周りの人のことを考え心の支えになってくれる仲間、選手である前に1人の人間として尊敬できる仲間たち、みんな愛があり笑いの絶えないすごいチームです」「この結果を受け止め、前を向いて、私が私自身を信じてチャレンジし続けます。そして、みんなから貰ったものを大切にして強くなります」とポジティブな思いを綴っている。

ただやはり気になる点は、「私の育んできた過去の努力を否定され」という部分であろう。

実力と実績が最重要視されるプロサッカー界ではあるが、竹内は現在19歳で入団2年目の選手。しかもジュニアユース・ユースから上がってきた生え抜きの選手だ。

そんなクラブ愛ある選手が残していく言葉としてはかなり強い言葉であるが。

竹内が離脱した同日には、元なでしこジャパンMF猶本光、現なでしこMF遠藤優など主力4人もチーム離脱を発表するという異例の事態が発生している。

浦和レッズレディースの内部で、不穏な動きがあることは想像に難くない。

浦和レッズレディースは2024‐25シーズンの途中で、リーグ2連覇に導いた楠瀬直木氏を解任し、堀孝史氏を監督に招へい。

皇后杯王者に輝いたものの、リーグ戦は3位でフィニッシュ。3連覇を逃していた。

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