日本代表FW上田綺世と日本代表DF渡辺剛が所属するオランダの名門フェイエノールト。
UEFAチャンピオンズリーグは予選敗退となったが、リーグ戦では開幕4連勝と好調だ。
そのなかで、27歳の上田は4ゴールを叩き出しており、新加入の28歳渡辺も最終ラインに欠かせない存在になりつつある。
そうしたなか、フェイエノールトのテクニカルディレクターを務めるデニス・テクルーセは、『ESPN』でこう話していた。
「ロビン・ファンペルシー監督はチャンピオンを目指している、我々も同様だ。これはクラブの野望とも一致している。前回の移籍市場では、テクニカルマネジメントチームとの連携はいい経験になった。また、事前に多くのことを検討することもできた。
すぐに活躍できる選手も何人かいる。それでダーヴィド・ハンツコ(今夏アトレティコ・マドリーへ移籍)のような貴重な選手たちが大きなステップアップを果たすことができたし、渡辺ら獲得にも成功した。
(新加入FW)カスパー・テンシュテットはプレシーズンにいなかったし、移籍市場の遅い時期に加入した。だから、我々は彼に対して辛抱強くなければいけない。幸いにもいまは上田がそれを許してくれている」
渡辺は即戦力として評価しているようだ。
また、ベンフィカから加入した25歳のデンマーク人FWテンシュテットについては、上田が好調なので猶予を与えることができているとのこと。