2023年からオランダ1部フェイエノールトでプレーしてきた日本代表FW上田綺世。
かつて小野伸二氏や宮市亮(現横浜F・マリノス)も所属し、今夏には日本代表DF渡辺剛が加入したフェイエノールトは、1908年創設の名門クラブだ。
上田は1年目は5ゴール、2年目は9ゴールを記録し、3年目の今季はリーグ開幕2試合連続ゴールを記録。
オランダ紙『VI』によれば、上田はこの夏にオランダ国外に移籍する選択肢があったというが、翻意してフェイエノールトでプレーを続けることを決意したという。
具体名は明らかにされていないが、上田の獲得に意欲的な国外クラブが存在していたものの、本人はオランダでの地位を確立することを優先したい考えのようだ。
26歳の上田は、日本代表の1トップとして、森保一監督から確かな信頼を得ている。
フェイエノールトは、UEFAチャンピオンズリーグ予選で無念の敗退が決まってしまったが、2026年ワールドカップまで1年と迫るなか、上田は今夏の移籍を封印する可能性が高いとみられる。