パルマの経営最高責任者(CEO)を務めているフェデリコ・ケルビーニ氏が、日本代表GK鈴木彩艶の去就について話したとのこと。

今シーズンのイタリア・セリエAで印象的な活躍を見せ、ヨーロッパでの評価を一気に高めた鈴木彩艶。

それによってマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、チェルシー、ミラン、インテルなど様々なビッグクラブから関心を集めていると伝えられてきた。

しかしながら、今回『Gazzetta di Parma』が行った取材に対して、ケルビーニCEOは以下のように話していたという。

「ジョヴァンニ・レオーニと鈴木彩艶については売却対象ではない。たしかに多くの関心を集めているが、市場に出ていない。オーナーとテクニカル部門の意向は、彼らをもう1年間引き止めることだ。

とはいえ、今のところは鈴木彩艶もレオーニも他のクラブと繋がる兆候を見せているわけではないし、彼らは我々の未来にとって重要な存在になる。残留を強く望んでいるよ」

様々な関心はあるものの、まだオファーや具体的な他のクラブへの移籍の動きはなく、パルマとしては売る気がない選手であるという。

パルマはイタリア・セリエAに昇格した1年目で監督交代を経験しながら、残留に成功。来季に向けては作り上げてきた基盤をあまり大きく変更することなく、大改革を起こさずに安定的なシーズンを過ごしたいと考えているようだ。

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