クラブワールドカップの初戦でアル・ヒラルと1-1で引き分けたレアル・マドリー。シャビ・アロンソ監督の初陣は順調とは言えないスタートになってしまった。
この試合ではエースのフランス代表FWキリアン・エムバペが欠場することになったことも大きな痛手であったが、これはどうやらクラブの金銭的にもかなり厳しいものになったようだ。
エムバペはクラブワールドカップの開催地であるアメリカに渡ってから体調を崩しており、発熱や下痢に苦しめられていたとのこと。
感染の懸念からホテルの部屋に隔離されていたが、体調はなかなか回復せず、最終的に急性胃腸炎のためにアメリカの病院へと入院することになったという。
公的な保険が存在する日本やスペインとは違い、アメリカにはそのような医療制度が準備されていないため、エムバペの治療には多額の費用がかかるとのこと。
『El Desmarque』によれば、アメリカでの救急外来受診には平均2700ドル(およそ40万円)が必要になるそう。
そして今回のエムバペのように専門的な検査や入院が必要になった場合、治療には1万ドル(およそ150万円)を超える額が請求される可能性が高いとのことだ。
なお、レアル・マドリーではラウール・アセンシオらも抗生物質を摂取しなければならなくなっているとのことで、アメリカで厳しい状況に直面しているようだ。