2023年からフランスのスタッド・ランスでプレーしてきた日本代表FW中村敬斗。
伊東純也と関根大輝も所属していたチームは来日ツアーを行うなど日本との関係性を強めてきたが、フランス2部リーグへの降格が決まったことで変化を余儀なくされた。
来年にはW杯が控えていることもあり、日本代表の主力である伊東は古巣であるヘントへ移籍。
25歳になった中村も移籍を希望しているものの、残留を強く望むクラブとの関係性が悪化しているとされている。
フランス2部リーグはすでに開幕しているが、中村は欠場が続いており、練習にも参加していないと伝えられている。
仏紙『L’Équipe』などによれば、スペイン1部ビジャレアルが中村獲得のために1800万ユーロ(約31億円)のオファーを提示したが、スタッド・ランスは、それを断ったという。
かつて久保建英もプレーしたビジャレアルは、昨シーズンのスペイン1部で5位となり、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を得ている。
スペインの移籍市場は現地1日が最終日。中村獲得を拒否されたというビジャレアルは、1日にジョージア代表FWジョルジュ・ミカウターゼをリヨンから獲得している。