今月6日、J2いわきFCはJ1柏レイソルからGK佐々木雅士を育成型期限付き移籍で獲得したことを発表した。
現在23歳の佐々木は今季、J1ファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍をしていたが、シーズン途中で所属チームを変えることとなった。
今季J1初挑戦の岡山では正守護神としてドイツ人GKスベンド・ブローダーセンが君臨しており、これまで佐々木はYBCルヴァンカップでの1試合出場にとどまっていた。
一方、いわきFCでは川崎フロンターレから期限付き移籍していた早坂勇希が正守護神を務めていたものの、序盤戦は苦境が続き第10節終了時点で最下位に位置していた。
そのため、出場機会を求めていた佐々木と守備力強化の必要に迫られていたいわきとのニーズが合致した結果の移籍と言える。
いわき加入時の選手コメントでは「いわきFCの勝利のために、覚悟、責任を持って自分のできることを全力で取り組みます。共に戦いましょう」とメッセージを残している。
佐々木は柏レイソルの下部組織からの生え抜きで、世代別代表の常連だった。
2024年のパリ五輪に臨んだU-23日本代表のバックアップメンバーにも選出された。