男子サッカーの日本代表は今月10日に国際親善試合でアメリカ代表と対戦する。
そんな対戦国アメリカのメンバーに選出されたマルセイユ(リーグ・アン)FWティモシー・ウェアが同国OBたちを批判をした。
アメリカ代表は今夏に行われたCONCACAFゴールドカップに出場し、見事優勝した。
しかしその裏で、クラブでの活動を理由にして参加を見送ったFWクリスティアン・プリシッチ(セリエA、ACミラン)らは同国OBから批判を受けていた。
アメリカ代表OBの発言を受けて、ウェアは「彼らは小切手(お金)を狙っていると思うし、私から見ると本当に悪人たちだと思う」と反応。
続けて「誤解しないでほしいが、私は彼ら全員を尊敬している。彼らは私が尊敬する選手たちだった。しかし率直に言って、我々より昔の選手たちも何も勝ち取っていない。クリスティアン自身は、我々を悪く言うどの選手よりも素晴らしいキャリアを歩んできた」と批判された選手を擁護した。
『ESPN』によれば、今回の代表活動に招集されたウェアは「自分が言ったことは何も後悔していない」と上記の発言について反応。
その上で、韓国代表戦と日本代表戦に集中していると語った。
「ネガティブなエネルギーはすべて窓の外に捨て去った。いまは、グループとして何をしているのか、チームが何をしているのか、そしてどのようにパフォーマンスを発揮し、ワールドカップに向けて次のレベルに引き上げられるかということに焦点を移すことが重要だと考えている。
そして私は100%それに集中している。
25歳のウェアはここまでアメリカ代表で44試合7得点を記録。サムライブルーが警戒するべき選手の一人だろう。