昨季からイタリアのパルマでプレーする日本代表GK鈴木彩艶。
チームは16位でセリエA残留と苦しんだが、22歳の若き守護神は、リーグ断トツ1位のクロスキャッチ数を記録するなど評価を高めた。
欧州列強クラブから熱視線を送られているが、今季もパルマに残留する見込み。
そのパルマは、クリスティアン・キヴ監督がインテルに引き抜かれたため、弱冠30歳のカルロス・クエスタ氏が新監督に就任した。
スペイン人のクエスタ氏は、アトレティコ・マドリーとユヴェントスの下部を経て、アーセナルでミケル・アルテタ監督のアシスタントコーチを長年務めた人物だ。
『Forza Parma』によれば、24歳のパルマGKエドアルド・コルヴィは、新監督の戦術や鈴木との関係性についてこう話していたそう。
「監督は、プレー中も高い位置をキープして、ロングボールや飛び出しに対応できるモダンなGKを求めている。そして何よりも重要なのは、セーブ力だ。
鈴木について?僕は彼の後ろではなく、隣にいる。僕らは成長を続け、互いに刺激し合っている。それは僕にとっても彼にとってもいいことさ」
新指揮官はスイーパーGK的なプレーを求めているようだ。
昨季は鈴木がリーグ戦37試合に出場した一方、コルヴィは1分もプレーしなかった。それでも、鈴木の後塵を拝しているとは思っておらず、同じ位置にいると感じているようだ。
パルマは今月24日のセリエA開幕戦でユヴェントスと対戦する。