今季はベルギーリーグの名門ヘントでレギュラーとして活躍している日本代表DF渡辺剛。

代表ではこれまでわずか3試合のみの出場となっているものの、ヘントでは今季公式戦42試合に出場して3ゴール2アシストを決めるなど、中心的な役割を果たしている。

チームもベルギーリーグのレギュラーシーズンで6位に入り、ヨーロッパのカップ戦への出場権を争う上位プレーオフに参加している状況だ。

ただ『voetbalbelgie』が伝えたところによれば、クラブは予算の均衡を図るために何人かの選手を放出することを要求されているという。

6月末で契約が満了を迎えるキャプテンのMFスヴェン・クムスやDFジョルダン・トルナリガ、GKルイ・フォルタン、MFアンドリュー・ヒュルサガーなどとの更新は行わず、フリーでの放出になるとのこと。

また、U-20イングランド代表の経験を持つDFアーチー・ブラウンは1000万ユーロ(およそ15.6億円)前後で売却される可能性があり、オムリ・ガンデルマンも現金化の対象になっているという。

そしてヘントが放出したい選手の一人が28歳になる渡辺剛で、およそ800万ユーロ(およそ12.5億円)以上の額で売却したいと期待しているようだ。

渡辺とヘントとの間には2027年6月30日までの契約が結ばれているが、クラブとしてはこのタイミングで現金化を考えているという。

伊藤洋輝や谷口彰悟、冨安健洋らが怪我で離脱している現在、日本代表復帰への希望も含めてのステップアップに期待したいところだ。

編集部おすすめ