いまや日本代表の正GKとなった鈴木彩艶。
22歳の若き守護神は、昨季イタリアのパルマに移籍すると欧州での評価をさらに高めた。
セリエAで20チーム中16位と苦しんだチームのなかで奮闘し、リーグトップのクロスキャッチ数を記録するなど活躍を見せたことで、欧州ビッグクラブから関心が寄せられている。
その鈴木は、17日に行われたコッパ・イタリア1回戦ペスカーラ戦に出場。
パルマは2部相手に有利に試合を進め、2-0の勝利を収めている(ペスカーラの枠内シュート0本)。
現地紙は鈴木にこのような評価を与えていた。
『Tuttomercatoweb』
「6.5点。決定的なセーブを求められることはほとんどなかったが、空中戦でのクリアに自信を示し、パスの配球では正確さを発揮した。
相手のクロスを威厳を持って処理し、プレッシャー下でも信頼できるパフォーマンスを披露。ディフェンス陣と常にコミュニケーションを取り、ゴールポストの間で常に適切なポジションを取っていた」
『Sport Parma』
「6点。枠内シュートがなかったため対応するシーンもなかった。それ以外では、飛び出しや足さばきで自分の役割を果たした」
鈴木に守備機会はそれほどなかったものの、クロスへの対応やパス回しで確かなプレーを見せていたとのこと。
今季から弱冠30歳のカルロス・クエスタ新監督が率いるパルマは、24日のセリエA開幕戦で強豪ユヴェントスと対戦する。