かつて日本代表として活躍した中田英寿氏。

48歳になったレジェンドは、先月27日にエディオンピースウイング広島で開催された「Zico All-Star Game For Peace HIROSHIMA 80 Years」に出場した。

このチャリティーマッチは、かつてJリーグで活躍したブラジルのスターであるジーコ氏が「サッカーを通じて平和のメッセージを伝える」との思いで行ってきたもので、今回が初の海外開催にもなった。

その収益金の一部は広島県サッカー協会を通じ、子どもたちのサッカー環境整備支援に、そして広島市を通じ原爆ドーム・平和記念公園の整備補修支援に役立てられる予定。

27日には中田氏やジーコ氏が広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花。1945年8月6日に広島市に投下された原子爆弾では多くの方が亡くなった。

そうしたなか、中田氏はSNSにこのようなメッセージを綴っていた。

「7月27日(日)にエディオンピースウイング広島にて開催された、『Zico All-Star Game For Peace HIROSHIMA 80 Years』のワールドレジェンズチーム監督として参加。

広島でのジーコによるチャリティーマッチは、昔の仲間たちとの再会とともに、平和への願いを共有する特別な時間だった。

サッカーが持つ力を信じ、『原爆の悲劇を忘れず、核兵器や戦争のない平和な未来を目指す』という想いを世界中に届けたい。平和を信じて、一歩ずつ」

また、英語でも同様のメッセージを綴っている。

中田氏は、今回の試合で元ブラジル代表ロナウジーニョらと再会。そのうえで、平和な未来を目指すという想いを強くしていたようだ。

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