メキシコメディア『am』は19日、同国1部モンテレイがスペイン人指揮官ドメネク・トレント氏と交渉をしていると報じた。
モンテレイは今月12日、現役時代にアルゼンチン代表やバイエルン、マンチェスター・シティで活躍したマルティン・デミチェリス監督を解任し、現在は新たな指揮官を探している状況だ。
そのような中、メキシコの強豪が白羽の矢を立てたのは、昨年5月まで同リーグのアトレティコ・サン・ルイスを指揮していたトレント氏だ。
同氏は2008-09シーズンにスペイン1部バルセロナでアシスタントコーチとして名を揚げて、バイエルン、マンチェスター・シティなど欧州の強豪クラブでもアシスタントコーチを歴任した。監督としてはMLSニューヨーク・シティやブラジル1部フラメンゴ、トルコ1部ガラタサライなどで指揮を執った。
昨季同氏が率いたサン・ルイスは、リーグ戦6位で年間チャンピオンを決めるプレーオフトーナメント(リギージャ)に進出して、クラブ史上初の準決勝進出を成し遂げた。
モンテレイは来月からアメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025でJ1浦和レッズとグループステージで対戦するだけに、Jリーグサポーターも、メキシコのビッグクラブの監督人事は気になるところだ。