ラツィオとの契約更新が近づいていると報道されていた鎌田大地であるが、それから一転退団の可能性が伝えられている。
『lalaziosiamonoi』によれば、あらゆる状況が鎌田大地の契約更新に近づいていたものの、最終的には選手側が契約延長のオプションを行使しないことを選択したという。
鎌田大地には5月30日までにラツィオで「フリーで退団するか、あるいは契約延長するか」の返事をしなければならなかった。
クラブとの交渉の中で問題となったのは契約期間の問題、そして契約解除条項の額であったそう。
特に新しい契約解除条項については、鎌田大地側が600~700万ユーロ(およそ10.2~11.8億円)を求めていた一方、ラツィオ側は2000万ユーロ(およそ33.8億円)を要求し、そのギャップは大きかったようだ。
これによって鎌田大地側は最終的にラツィオとの契約更新ができるオプションを行使しないことを決め、この夏にフリーエージェントになることを選択したとのこと。
鎌田大地は今季新たに就任したイゴール・トゥドール監督の下でプレーし続けたいと希望していたそうだが、クラブとの条件が合わずに新たな活躍の場を求めることになるようだ。
なお、鎌田大地には恩師オリヴァー・グラスナーが率いるクリスタル・パレスや、同じイタリアのミランやローマなどが関心を持っていると言われる。

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