日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。
アジア最終予選は残り1試合と佳境を迎えており、グループCではバーレーンと中国の敗退が決まった。
日本が10日の最終戦に対戦するインドネシアはすでに4位でのプレーオフが確定しており、試合結果は関係ない。
ただ、『kompas』によれば、インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は、代表チームに対して日本戦に集中して、油断しないように呼び掛けたという。
インドネシアサッカー連盟のエリック・トヒル会長がこう明かしたそう。
「大統領は、プレーオフ進出は決まっているが、日本戦に勝つことに集中するように指示した。日本戦に集中する以上、ベストを尽くさなければいけない。なので、試合(1-0で勝った中国戦?)が終わったからといって気を緩めてはいけない」
また、エリック会長は、プラボウォ大統領率いる政府が、多額の予算配分を含め、インドネシアサッカーの発展を全面的に支援し続けていることを明らかにしたとのこと。
「政府は年間約2000億ルピア(17.8億円)をインドネシアサッカーに援助してきた。これは驚異的な金額。現政権下では最大の規模だと思う」
近年のインドネシアは、旧宗主国であるオランダ系の選手を積極的に帰化してチーム強化を図ってきた。
なお、インドネシアがもしプレーオフを突破して本大会に出場した場合、オランダ領東インド時代の1938年大会以来88年ぶりのことになる。