FC東京は19日、注目の新戦力である元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツが来日したことを報告した。

ショルツは1992年10月24日生まれの32歳。

ベルギーやデンマークの強豪クラブで活躍すると、デンマークリーグで年間MVPに輝いた直後の2021年夏、浦和レッズへ電撃加入。Jリーグの舞台でもその力をいかんなく発揮した。

その年の天皇杯でさっそくチームを優勝へ導き、2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグでも守備の大黒柱として奮闘。浦和の5季ぶりとなるアジア制覇に大きく貢献している。

2023シーズンにはJ1のベストイレブンも受賞。翌2024年7月、カタールのアル・ワクラへ移籍したが、FC東京で1年ぶりのJリーグ復帰を果たすことになった。以下は12日の移籍発表時のコメント。

「みなさん、はじめまして。アレクサンダー ショルツです。

献身性、謙虚さ、そして情熱を持ってFC東京に加入します。このチームの一員になることができて非常に光栄です。

新しいチームメイトたち、スタッフのみなさん、そしてファン・サポーターの方々に、毎日全力を尽くすことを誓います。

強いつながりを作り上げ、ともに成長し、今シーズンの成功のために戦いましょう」

そんなショルツが18日に来日。FC東京がXに投稿した動画では、「みなさん、こんにちは。ショルツ選手です。さっき成田空港に着きました。みなさんと会えるのを楽しみにしています。これから一緒に戦いましょう。勝とう!」と、流暢な日本語で話すショルツの姿が紹介されている。

松橋力蔵監督が就任した今季、前半戦を終えて17位と残留争いに巻き込まれているFC東京。Jリーグの元最強センターバックを加えたチームが浮上できるのか注目される。

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