なでしこジャパンは31日に行われたブラジルとの国際親善試合に1-3で敗れた。
前半に19歳ドゥジーニャに代表初ゴールを含めて2得点を許すと、後半にも失点し、 清家貴子が終盤に1点を返すのが精いっぱい。
サンパウロでの一戦には寒空のなか33,000人が駆けつけたそうで、ブラジルのアルトゥール・エリアス監督は「今回の試合でもファンの存在は非常に重要だった」とサポーターに感謝していた。また指揮官はこうも述べていた。
「他の試合と比べると、バランスが取れていた。我々のほうが優勢だったし、これは進化のプロセスだと捉えている。
選手たちがピッチ上で非常に難しいことをやってくれたが、ゲームプランがあり、的確な判断がなされていた。日本に気持ちよくやらせなかったという認識も正しいものだ。
日本は非常に質の高いチームで、世界でもトップクラス。彼女たちを分析するには、かなりの労力が必要だった」
また、地元サンパウロでの初ゴールに感極まっていたドゥジーニャは「本当に特別な夜。一生忘れない。ピッチに入った瞬間、感極まって涙が溢れた。神様と家族に感謝しなければいけない。(スタンドから)試合を観ていた時、いつかこんな日が来ればと夢見ていた」と喜んでいた。
なでしことブラジルは3日にサンパウロで再戦する。