
夏のマーケットが始まって1ヶ月半ほどが経ち、残りは20日弱となった。多くの選手が新しいクラブへと移籍するなか、まだ所属先が決まっていない者もいる。
今回は『The Football Faithful』から「まだ新しいクラブが見つかっていないビッグネームのフリーエージェント」をご紹介する。
冨安健洋
退団したクラブ:アーセナル
アーセナルは先月、日本代表DFの冨安健洋と相互の合意の下で契約を解除したことを発表した。
2021年にボローニャからアーセナルへと加入してから好調なプレーを見せていたものの、このところはフィットネスの問題に悩まされてきた。昨季のプレミアリーグではわずか6分の出場に留まっており、3シーズンで16回しか先発できていない。
そして10月までは少なくとも出場できないと言われているが、予算内で選手層を厚くしたいチームにとっては魅力的な選択肢になるはずだ。負傷歴は懸念材料であるが、26歳という年齢、最終ラインのどこでもこなす能力は高く評価されている。
ドミニク・カルヴァート=ルイン

退団したクラブ:エヴァートン
ドミニク・カルヴァート=ルインはイングランド代表にも入っていたストライカーであるが、それから怪我に悩まされたこともあって調子をなかなか上げることができなかった。
とはいえ昨季は3ゴールとわずかに結果を残しており、ダイレクトな攻撃を重視するチームにとっては魅力的な選択肢になるはずだ。まだ28歳と若く、数年間はトップレベルでプレーできる。
ヴィクトル・リンデレフ

退団したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドで8シーズンを過ごしたスウェーデン代表のセンターバック。クラブで284試合に出場したが、この夏に退団が決定した。
31歳の彼は数々のクラブから狙われていると噂されていたが、まだその将来は不透明だ。現在はスウェーデン2部リーグのヴァステロースでトレーニングしていると伝えられている。
ジョシュ・ブラウンヒル

退団したクラブ:バーンリー
バーンリーをプレミアリーグ復帰に導いたMFジョシュ・ブラウンヒル。ミッドフィルダーながら18ゴールを決めたあと、新契約を結ぶことを拒否して新しいクラブを探すことになった。
しかしながら、それからなかなか行き先が決まらない状況にある。MLSのトロントFCやエヴァートン、ウェストハム、セルティック、レスター・シティなどが手を伸ばしているというが。