日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、13日に行われた強豪レアル・マドリー戦に1-2で敗れた。

前半32分にレアルDFディーン・ハイセンが一発退場になると、数的有利となったソシエダはシュート23本を放ち、ゴール期待値でも上回ったものの敗戦。

久保は6日のメキシコ戦で足を痛めるようなシーンがあったこともあり、この日は古巣レアル相手に後半21分から途中出場となった。

『Mundo Deportivo』は「多くのパスを受けたものの、そのほとんどが不利な状況で行われ、適切な前進を阻まれた。いいクロスも出せず、チームメイトにアドバンテージを与えることもできなかった」と久保のプレーを評価している。

また、同紙は「久保建英がレアル戦に先発しない理由」についても伝えていた。

「久保建英は、レアル戦の先発メンバーには入らない。ここまでの3試合で監督にとってアンタッチャブルな存在だっただけに、彼の不在が最も目立つ。

久保は、9日に行われた日本代表対アメリカ戦に1分も出場しなかった後、木曜日にスペインに帰国した。

メキシコ戦には出場したが、激しいタックルで足首を捻挫し、医療スタッフの治療を受けなければならなかった。その後もプレーは続けたが、試合後に軽度の捻挫が判明した。

昨日、久保は普段通りのトレーニングを行ったように見えたが、セルヒオ・フランシスコ監督は彼を休ませ、可能であれば後半に出場させることを決断した」

メキシコ戦で負った捻挫の影響で、監督はプレータイムを制限することにしたようだ。

ソシエダは開幕4試合で2分2敗といまだ勝利がない。19日にはアウェイでベティスと対戦する。

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