
株式会社淀川製鋼所は1日、「株式会社ヨドコウ」に社名を変更したことを発表した。
社名変更に伴い、ロゴマークをはじめとするVI(ビジュアル・アイデンティティ)の刷新やコーポレートサイトのリニューアル、テレビCMおよび新聞広告の展開を行っていくとのことだ。
サッカーでは、J1セレッソ大阪のトップパートナーとしてお馴染みのヨドコウ。ホームスタジアム「ヨドコウ桜スタジアム」のネーミングライツをリニューアル後の2021年に取得したことで一気に知名度を高めた。
ヨドコウはこれまで、鋼板事業を主体として、建材・エクステリア・ロール・グレーチングなど多岐にわたる事業を展開し、人々の暮らしや社会を支える製品を提供。今年1月30日には創立90周年を迎え、創立100周年、さらにその先の未来に向けた新しい企業理念『咲かせよう。ひと、まち、みらい。』を制定した。
これに伴い、既存領域にとらわれず新たな可能性に挑戦していく決意を示すとともに、企業ブランド価値の更なる向上を目的として今回、長年愛称として親しまれてきた「ヨドコウ」を新商号とすることを決めたという。

新しいロゴマークはシンボルマークとロゴタイプで構成。シンボルマークのデザインモチーフとなった“桜”は、1950年代に鋼板のブランドマークとして採用し、社章として受け継いできたものだ。
小さなつぼみから花びらへと開花していく形状は「成長」しながら「みらい」をひらいていく企業としての決意を表現。旋回しながら上昇する花びらの軌跡は、「創造力」と「挑戦」による可能性の広がりをイメージしている。