かつてJリーグ名古屋グランパスでも活躍した元スター選手のドラガン・ストイコヴィッチが監督として率いてきたセルビア代表。

11日にホームで行われたアルバニアとのW杯予選に0-1で敗れた後、ストイコヴィッチ監督が辞任した。

セルビアサッカー協会は、ストイコヴィッチ監督辞任を申し出たため、14日のアンドラ戦には帯同しないと発表。そのうえで、代表チームを指揮した4年半に対する感謝も綴っている。

『PTC』などによれば、ストイコヴィッチ監督はアルバニア戦後にこう語ったそう。

「私がすべての責任を負う。(アルバニア戦の敗北はあってはならないことで)この結果は本当にひどい、予想していなかった。選手たちにも話し、全てを伝えた。

監督が去るのは悲劇ではない。私はいつでもセルビアの大ファンだ。

得点したかったが、試みた全てが実を結ばなかった。これは私の責任、批判されるべきは私だ。

ご存知のように、私は長い間、プレッシャーの中で取り組んできた。どの試合も難しいものだった。

この敗北はあってはならないものであり、私が責任を負う」

地元紙も、アルバニアに敗れたのは、「屈辱的な敗北」と伝えている(セルビアとアルバニアには複雑な歴史的背景がある)。

3大会連続のW杯出場を目指すセルビアだが、現時点で予選グループKの3位。

残り3試合で首位イングランドとは勝点差8、2位アルバニアとは勝点差4ポイントとなっている(アルバニアは残り2試合)。

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