チリで開幕したU-20ワールドカップ。
U-20日本代表は、27日に行われたエジプトとの初戦に2-0で勝利した。
その日本が30日の次節で対戦するのは地元チリ。
チリは27日の初戦でニュージーランドに2-1で勝利している。終了間際にPKで同点に追いつかれるも、後半アディショナルタイムに勝ち越すという劇的な展開だった。
『ESPN』などによれば、チリのニコラス・コルドバ監督は、日本戦に向けてこう述べていたそう。
「最終的な決断力も適切なパスを見極める冷静さでも、明日にはよりいい状態にあることを願う。
しかし、間違いなく日本のレベルはニュージーランドを上回っている。
彼らは非常に難しい相手だ。ダイナミックなチームでありながら、ポゼッションを争い、深い位置から攻撃を仕掛けてくる。
我々はラインをコンパクトにしなければいけない。(日本は)スペースを埋めてくるチームなので、非常に辛抱強くプレーしなければならない。
これはワールドカップであり、レベルは極めて高い。
『監督がチームを後ろに引かせた(守備的にした?)』と言われることがあるが、そんなことはない すべてのボールにプレッシャーをかける。
対戦相手の詳細な分析がされるので、ひとつの試合の中で複数のプランを用意しなければならない。
我々がそのプロセスの中で試みているのは、選手たちに攻守における様々な方法を示すことだ」
チリはニュージーランド戦でのボール保持率は41%。シュートは15本放ったが、枠内は4本だった。
日本戦ではどのような戦いを見せるだろうか。