チリで開幕したU-20ワールドカップ。

U-20日本代表は、27日に行われたエジプトとの初戦に2-0で勝利した。

ボール保持率64%、シュート16本(枠内6本)を放つなど優位に試合を進めた。

その日本が30日の次節で対戦するのは地元チリ。

チリは27日の初戦でニュージーランドに2-1で勝利している。終了間際にPKで同点に追いつかれるも、後半アディショナルタイムに勝ち越すという劇的な展開だった。

『ESPN』などによれば、チリのニコラス・コルドバ監督は、日本戦に向けてこう述べていたそう。

「最終的な決断力も適切なパスを見極める冷静さでも、明日にはよりいい状態にあることを願う。

しかし、間違いなく日本のレベルはニュージーランドを上回っている。

彼らは非常に難しい相手だ。ダイナミックなチームでありながら、ポゼッションを争い、深い位置から攻撃を仕掛けてくる。

我々はラインをコンパクトにしなければいけない。(日本は)スペースを埋めてくるチームなので、非常に辛抱強くプレーしなければならない。

これはワールドカップであり、レベルは極めて高い。

その意味で我々は、ハードワークしなければいけないこと、対戦相手が我々に多くを要求すること、そしてどこまで戦えるかは相手次第であることを強く認識している。

『監督がチームを後ろに引かせた(守備的にした?)』と言われることがあるが、そんなことはない すべてのボールにプレッシャーをかける。

対戦相手の詳細な分析がされるので、ひとつの試合の中で複数のプランを用意しなければならない。

我々がそのプロセスの中で試みているのは、選手たちに攻守における様々な方法を示すことだ」

チリはニュージーランド戦でのボール保持率は41%。シュートは15本放ったが、枠内は4本だった。

日本戦ではどのような戦いを見せるだろうか。

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