日本代表は南米2か国と対戦した10月シリーズを1勝1分で勝ち越した。
難敵パラグアイには敗戦の濃厚だった終了間際に追いついて2-2の引き分け、王国ブラジルには2点差を跳ね返す3-2の逆転勝ちで初勝利をもぎ取った。
ただ、そのなかで見せ場がない選手たちもいた。藤田譲瑠チマもそのひとり。
23歳のMFは、パラグアイ戦では後半44分から途中出場、ブラジル戦は出場機会がなかった。
藤田が所属するドイツ1部ザンクトパウリは、19日にホッフェンハイム戦を控えている。
クラブ公式サイトによれば、アレクサンダー・ブレッシン監督は、こう話していたそう。
「(代表選手たちが)全員が無事に戻ってきてくれて嬉しい。帰途でいくつか問題があり、乗り継ぎ便に間に合わなかった選手もいた。とはいえ、最終的には全員が無事に戻ってきたし、それが一番重要だ。
事前に誰がいつプレーするかを確認しなければいけなかったので、全員に連絡するのは大変だった(笑)。
藤田はほとんどプレーしなかった。日曜にそのフラストレーションを発散してほしいね。彼はエネルギーに満ち溢れているよ」
代表戦でプレー機会がほとんどなかった藤田には、ホッフェンハイム戦でうっ憤を晴らすような活躍をしてほしいとのこと。
その試合は日本時間では20日(月)0時半にキックオフされる。

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