
ブラジル1部コリンチャンスとキットサプライヤーのNikeは26日、2025-26シーズンの新ホームユニフォームを発表した。
今作は、2000年にブラジルで開催された「FIFAクラブ世界選手権」優勝から25周年を祝したデザインだ。
Corinthians 2025-26 Nike Home
コリンチャンス 2025-26 Nike ホーム ユニフォーム
2025シーズンの1部リーグや、2026年のサンパウロ州選手権などで使用する新ホームユニフォーム。エンブレムとNikeロゴを中央で縦並びに配し、袖と脇部分にブラックで彩るデザインが特徴的だ。
前述の通り、今作はクラブ世界選手権の優勝から25周年を祝したもの。その当時着用していたTopper製のユニフォームに触発されたデザインで、クラブのレジェンドチームを称える。

2002年にはガンバ大阪でプレーしたマルセリーニョ・カリオカが着るこのユニフォームが、2000年のクラブ世界選手権当時のもの。襟周りは少々異なるが、胸部のロゴ縦並び、袖から脇にかけてのブラックは今作と共通する。
欧州、北中米、アジアなど各大陸王者や招待枠で参加した8チームによる大会の決勝戦は、コリンチャンスとヴァスコ・ダ・ガマのブラジル対決に。試合は延長戦でも決着がつかず、PK戦を制したコリンチャンスの優勝で幕を閉じた。
なお、クラブ世界選手権は後に「FIFAクラブワールドカップ(FCWC)」の第1回大会に位置付けられたため、記録上はコリンチャンスがFCWCの初代王者となっている。

今作のキービジュアルは、決勝戦の開催日である2000年1月14日のカレンダーで優勝25周年のムードを演出。ちなみにコリンチャンスは2012年に日本で開催したFCWCに出場し、決勝でチェルシーを下して2度目の優勝を成し遂げている。
この新ユニフォームは、コリンチャンスのクラブ公式オンラインストア他で販売中。