公式戦6戦無敗(4勝2分)で、ルヴァンカップ準決勝進出、さらにはJ1でも優勝争いに食らいついている川崎フロンターレ。
その原動力となっているのが、今年1月に加わった28歳のFW伊藤達哉だ。
身長167cmの小柄なウィンガーは、柏レイソルのアカデミーからハンブルガーSVへ加入。2017-18シーズンにトップチームデビューを果たすと、ブンデスリーガの舞台でいきなり20試合に出場して話題となった。
その後、シント=トロイデンとマクデブルクでキャリアを積んだ伊藤は、川崎フロンターレへ完全移籍。初めてのJリーグでのプレーながら瞬く間にチームにフィットし、川崎のACLE準優勝にも大きく貢献した。
そして、ここ1ヵ月はまさにアンストッパブルな活躍ぶり。公式戦6戦無敗の間、伊藤は6試合連続ゴールを記録しチームをけん引している。
その活躍ぶりが注目されるなか、なでしこジャパンで2011年にワールドカップ優勝を成し遂げた鮫島彩さんもSNSで伊藤のプレーに触れていた。
鮫島さんが動画を引用したのは、J1第28節のFC町田ゼルビアでのゴール。カウンターから日本代表DF中山雄太と対峙しつつ、エリア外からコンパクトに右足を振り抜きゴールを陥れたミドル弾だ。
伊藤選手のシュートは何回も巻き戻して見たくなる得点ばかり✨
コンパクトな振りと速いスイングスピードに加えて、シュートモーションも少ないから、守備陣はタイミングが取りにくく対応が難しいのではないかと!! https://t.co/J4oZPBiQar
鮫島彩 (@sharkaya) September 17, 2025
鮫島さんは「伊藤選手のシュートは何回も巻き戻して見たくなる得点ばかり。コンパクトな振りと速いスイングスピードに加えて、シュートモーションも少ないから、守備陣はタイミングが取りにくく対応が難しいのではないかと!!」とコメント。
現役時代サイドバックとしてプレーした彼女らしく、守備目線で伊藤のプレーを評していた。
今年6月16日、38歳の誕生日に結婚と出産を報告した鮫島さん。最近はたびたびサッカーに関する投稿をSNSで行っており、今後の活動が注目されている。