プレミアリーグの強豪トッテナムと韓国代表で主将を務めるFWソン・フンミンは、現在トルコ1部フェネルバフチェを率いるジョゼ・モウリーニョ監督から熱烈なラブコールを受けている。各国の複数メディアが報じた。

トルコメディア『ZPOR』は17日、モウリーニョ監督がソンと直接面会をして移籍について話し合ったと伝え、ソンが10年間を過ごしたトッテナムでの冒険が終わりを迎えるかもしれないという見解を示した。

また同日、トルコメディア『タクビム』も、フェネルバフチェはソン獲得に移籍金3000万ユーロ(約50億円)を準備して交渉しており、韓国のスター選手を「ウィングの補強の最有力候補に選んだ」と報じている。

モウリーニョ監督は2019年11月にトッテナムの指揮官の座に就いてソンを指導。2021年4月までロンドンの強豪を指揮した。

二人がともにした時間は短かったが、ソンのプレーはポルトガル出身の世界的名将に強烈なインパクトを残し、同指揮官は後に「ワールドクラスのFW」と絶賛していた。

スペインメディア『Fichajes』によると、フェネルバフチェはソンに対して、年俸1200万ユーロ(約20億円)を提示しており、これは韓国代表FWがトッテナムで受け取っている年俸とほぼ同水準であり、選手にとって拒否しがたい条件だという。

昨季、トッテナムをUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に導いたソン。今夏に10年間を過ごしたノースロンドンの名門との物語にピリオドを打ち、恩師モウリーニョ監督のチームで新たな章を始めるのか、多くの注目が集まっている。

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