かつて香川真司や吉田麻也らともプレーしたチチャリートことハビエル・エルナンデス。

37歳の元メキシコ代表スター選手が、SNSに投稿した動画メッセージが物議を醸している。

「女性たちよ、あなたたちは失敗している。社会を過敏にすることで、男らしさを根絶しているのだ。女性的なエネルギーを体現してほしい。思いやり、育み、受け入れ、掃除、我々男性にとって最も大切な場所である家庭を維持してほしい。皆さん女性は、男性らしさを受け入れること、尊重することを学ばなければいけない」などとSNSに投稿。

男性への自己批判も含まれていたが、時代錯誤、性差別主義者などとの批判が相次いだ。

チチャリートとレアル・マドリー時代に同僚だったスペイン代表MFイスコの妻である女優のサラ・サラモは強烈に反応し、FIFA（国際サッカー連盟）に処罰を求めたほど。

そうしたなか、チチャリートは、SNS上に謝罪のメッセージを投稿した。

「これまで私を支え、敬意を持ってそれぞれの視点を共有し、よりよい人間になるよう励ましてくださった皆様に心から感謝する。

最近の私の発言によって混乱や不快感を招いたことを深くお詫び申し上げる。誰かを制限したり、傷つけたり、分断したりする意図は決してなかった。

父親として、男性として、そしてこのコミュニティの一員として、敬意と謙虚さ、そして責任を持って行動することを最優先に考えている。

特にこのようなデリケートな話題については、耳を傾け、深く考え、より明確かつ繊細に自分自身を表現することに心がけると誓う。

変化は自分自身から始まると信じている。この機会を捉え、理解し、成長し、誠実さ、家族への愛、自分の価値観、そしてみなさんへの愛を基盤として、よりよい自分になるために努力を続けていく。この道のりにおいて、みなさんのご理解、献身、愛、そして寄り添いに感謝する」

チチャリートは現在、メキシコリーグのチバスでプレーしているが、メキシコサッカー連盟とメキシコリーグは「このような行為を防止し、処罰するための」調査を開始しており、「再発した場合にはより厳しい措置を講じる」とのこと。

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