世界最速で2026年W杯予選突破を決めた日本代表。

10日に行われたインドネシアとの予選最終戦に6-0で快勝した。

インドネシア代表のパトリック・クライファート監督は、「驚くべきクオリティの高さだ。トップチーム、トップにいる国の本当のレベルを目の当たりにして、改善の必要性を痛感した。私にとっては非常に難しいものだったが、日本国民の皆さんにとっては、自国がこのようなプレーができるのを見て、きっと喜ばしかったはずだ」と試合後に話していた。

そうしたなか、インドネシア紙『Kompas』は、「インドネシアが日本に0-6で敗れた後、クライファート監督が辞任したというニュースが広く報じられた。しかし、このニュースは事実ではないことがわかった」と伝えた。

「このニュースは、インドネシア代表のクライファート監督がわずか4試合で辞任したという内容のFacebook投稿から始まった。

『クライファート監督は、強豪日本に惨敗した後、驚くべき発言をした。インドネシア代表をより高いレベルに導くことができないと感じたため、辞任することを決めたと述べた』という内容だ。

インドネシアサッカー協会からもクライファート氏自身からも、同監督が代表監督を辞任したという公式声明は出ていない。辞任の主張を裏付ける証拠は全くないため、この投稿はデマと言えるだろう」

今年1月にインドネシア代表監督に就任したクライファート監督は、ここまで2勝2敗。辞任というのはフェイクニュースのようだ。

旧宗主国であるオランダ系の選手を多く帰化させてきたインドネシアは、グループ4位でプレーオフを戦う(クライファート監督も元オランダ代表)。

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