2026年にアメリカ・メキシコ・カナダで共催されるW杯。

世界最速で予選を突破した日本代表は、9月にアメリカに遠征し、アメリカ、メキシコとの親善試合を行う。

同じくW杯行きを決めている韓国も9月に渡米し、アメリカ、メキシコとの連戦を戦う。

そうしたなか、韓国紙『Xports News』は、「日本代表に衝撃!負傷者続出で、9月の代表戦に暗雲」という話題を伝えていた。

冨安健洋(無所属)や伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)が現在離脱中だが、鎌田大地(クリスタル・パレス)、田中碧(リーズ)、守田英正(スポルティングCP)、板倉滉(アヤックス)も怪我の状態が危ぶまれている。さらに、町田浩樹(ホッフェンハイム)は左膝前十字靭帯断裂で長期離脱となる見込み。

同紙は、その現状をこう指摘している。

「世界最速でW杯出場権を獲得した日本代表は、本大会に向けて準備を進めている。9月にはアメリカ遠征を行い、アメリカとメキシコと対戦する予定だ。

しかし、代表戦まで残りわずか2週間となった今、代表チームの主力選手が負傷し、招集メンバーが不透明になっている。

日本代表チームの負傷者が相次いでいることは大きな懸念材料となっており、最大の問題は守備陣だ。

2026年大会に集中していた選手たちが、現地の環境に適応し、実力を試すことができる時期に代表に招集されなければ、来年の本大会に影響が出る可能性は大きい。

日本は先月行われた東アジアE-1選手権で国内組の実力を試したが、欧州派と比較した時に技量に差があるのは当然だ。

日本は来年のW杯で史上初のベスト8進出を目指している。

26人のうちGK1人程度を除いては全員が欧州組で構成できるほど個人能力が高いため、世界のサッカー界の一部は日本をW杯優勝のダークホースになると考えている。

だが、W杯の成績を論じる前に多くの負傷選手のリハビリの方が喫緊の課題となった」

日本代表は今月28日に招集メンバーを発表する予定。

主力組のコンディションが懸念されるなか、どんなメンバー編成になるのか注目される。

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