世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表。
一方、最終予選で同組だった中国は予選敗退が決まった。
中国は2002年日韓大会以降W杯から遠ざかっており、低迷が続いている。
そうしたなか、中国の『Sohu』は、代表チームの現状を嘆きつつ、こう伝えていた。
「中国サッカーが持続的な発展を遂げるためには、才能ある選手の偶発的な活躍に頼るのではなく、10年単位の体系的な構造構築が急務だ。長期的には個々の選手の活躍だけに頼ることはできない。
日本は過去30年間で『帰化選手依存』から『自前の人材育成』への転換を遂げ、カタールはアスパイア・アカデミーシステムによって急速に台頭し、アジアサッカーにおける重要な勢力となっている。
これらの成功事例は、盤石なユース育成基盤、充実したプロリーグシステム、そして科学的で合理的な選手育成こそが、W杯への道のりを真に縮めるものであることを示している」
中国は国内リーグで活躍するブラジル人選手らを帰化させてきたが、体系的な改善が必要ということのようだ。
日本代表も帰化選手がチームを支えてきた時代があったが、依存とまではいえるかどうか。
なお、カタールは2022年アジアカップで連覇を果たしたが、2026年W杯予選ではグループ4位となり、プレーオフに回ることになった。