J1リーグ3連覇を目指すヴィッセル神戸は、20日に元日本代表GK権田修一が完全移籍で加入したと公式発表した。
36歳の権田は、日本代表として2014年と2022年のワールドカップに出場し、カタール大会ではサムライブルーの守護神も務めたベテラン。
2024年限りで清水エスパルスを退団すると、2026年ワールドカップ出場を目指すために海外移籍を模索。無所属期間を経て、今年3月末にハンガリー1部デブレツェンに加入したが、今夏に退団し、再び新天地を探していた。
その権田は、神戸加入に際して、このようなメッセージを出している。
「このたび、ヴィッセル神戸に加入することになりました。クラブの悲願であるACLE制覇、そしてヴィッセル神戸がさらに強く、今以上に愛され、あらゆる世代から応援されるクラブへと更に成長していけるように、持てる力をすべて注ぎ込みます。応援よろしくお願いいたします」
神戸には日本代表経験もあるGK前川黛也が君臨している。
ただ、36歳の控えGK新井章太が、今月3日のルヴァンカップ横浜FC戦で左膝前十字靭帯を損傷し、全治8か月と診断されていた。
神戸は現在J1で4位ながら、首位京都サンガとの勝点差はわずか1ポイント。先日開幕したAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では上海海港との開幕戦に3-0で勝利している。
なお、Jリーグは今シーズンの追加登録期限を9月12日としている。