川崎フロンターレは30日、日本代表DF高井幸大が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、7月5日(土)の活動をもってチームを離脱することになったと発表した。

高井は2004年9月4日生まれの20歳。

高校2年の2022年2月に川崎とプロ契約を結ぶと、翌2023年にトップ昇格し、1年目から14試合に出場した。

2024シーズンからチームの主力となり、U-23日本代表として出場したパリ五輪でも活躍。9月には森保一監督のA代表に初招集され、これまで4キャップを刻んでいる。

192cmの長身に高い守備能力、さらには卓越した足もとの技術を備え、「日本のファン・ダイク」とも評されるセンターバックが、ついに海を渡ることになった。

今後については、正式に決定次第、あらためて発表されるとのこと。ただ、Jリーグ史上最高額となる約10億円の移籍金でプレミアリーグの強豪トッテナム・ホットスパーへ加入することが濃厚とみられる。

7月5日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで開催される、J1第23節の鹿島アントラーズ戦の試合終了後、高井はサポーターへ挨拶を行う予定。

翌6日(日)に開催されるファン感謝デーは、不参加になるという。

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