今月25日、ラ・リーガのレアル・マドリーはカルロ・アンチェロッティ監督の後任としてシャビ・アロンソが就任することを発表した。
契約期間は2025年6月1日から2028年6月末までの3年間だと伝えられている。
今季のレアルは、リーグ戦においてはバルセロナにタイトルを譲り、UEFAチャンピオンズリーグでもベスト8でプレミアリーグのアーセナルに敗北。スペイン国王杯でも決勝でバルセロナと延長戦までもつれ込む激闘の末に2‐3で敗戦していた。
今季無冠が決まったレアルは、ブラジル代表監督入りが既に決まっていたアンチェロッティ監督の23日付けでの退任を発表。
そして大手メディアが報じていた通り、ブンデスリーガのレヴァークーゼン監督であったシャビ・アロンソを新監督として正式に招へいした。日本時間26日19時30分から行われるセレモニーにて、就任に伴うプレゼンテーションと記者会見を行う予定となっている。
現在43歳の若きスペイン人監督は2009年から2014年までのレアル選手時代に6タイトルを獲得した。
そして、レヴァークーゼン監督として2023-24シーズンにはブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げ、バイエルン・ミュンヘンの12連覇を阻止。またそのシーズンにはドイツ杯優勝、2024‐25シーズンにはスーパーカップ優勝も達成した。
ブンデスリーガでの3シーズンで3冠をもたらした若き名将が、レアルでどのような指揮を見せてくれるのか。期待が集まる。