浦和レッズも参戦しているFIFAクラブワールドカップ。
賞金総額1500億円の世界的トーナメントはアメリカで開催されているが、暑さも問題になっている。
かつて香川真司もプレーしたドイツの強豪ドルトムントは、21日にマメロディ・サンダウンズと対戦。
シンシナティで正午にキックオフされた試合では、前代未聞の光景が見られた。
ドルトムントの控え選手たちはベンチに入らず、ロッカールームで試合を見ていたのだ。後半はベンチに戻ったものの、日傘で防備していた。
クラブは「気温35℃の猛暑の中、控え選手たちは前半はロッカールームで試合を観戦し、後半になってようやくベンチ入りした。シンシナティはマジで暑かった!」と説明。また、「この灼熱のスタジアム内では40度近くまで気温が上昇していた」とも。
ドルトムントは25日の蔚山戦も同じシンシナティで戦う。
キックオフは午後3時と少し遅くなるが、ニコ・コヴァチ監督は「キックオフ時間が遅くなるので、ベンチにいる我々は狭い日陰が得られるかもしれない。しかし(ピッチ上の)選手たちはまたローストチキンのように焼かれるだろう」と話していた。