小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人3選手が所属するオランダ1部のNECナイメーヘン。

20歳の塩貝は、昨夏に慶應義塾大学ソッカー部から加入した快速ストライカーだ。

1年目の昨シーズンは公式戦5ゴールとブレイク。今夏にはレッドブル・ザルツブルクへの移籍が破談になったが、今シーズンもここまで2ゴールを記録している。

シーズン当初、塩貝はスタメン起用されるはずだったが、体調を崩した開幕戦で代役起用された小川が2ゴールと活躍したことで、控えという立場が続いている。

『ForzaNEC』によれば、塩貝は来年のW杯出場を目指しており、こう語っていたそう。

「チームは今のところ順調。5位で昨シーズンとは戦い方が違う。かなり攻撃的なスタイルになった。

開幕戦は悔しかったけど、ヘラクレス戦で2ゴール決めた。その後の試合は得点がなかったけど、悪くはなかった。負けた試合もあったけど、いいプレーできていた。

(U-22日本代表として、ミャンマーで行われたU23アジア杯予選からの帰国で)時差ボケだったけど、かなりのエネルギーをもたらせた。ミャンマーから帰ってきたんだけど、移動に16時間もかかったからね。

(先発起用されたら)ゴールする自信はある。でも、他のストライカーたちも好調。チームには良いストライカーが揃っているので、待つしかない。チャンスが来たら、すぐにでも掴みたい。

(小川は自分がゴール前で一番優れていると豪語していたが)

よくわからないな(笑)。彼はヘディングも上手だから、ゴール前で強い。ボールキープもいいけど、それは僕もだ。もちろん彼がどう思っているかはわからないけど、僕らはいい関係性にある。

確かに(日本代表のエースFWである)上田綺世選手はすでに5得点している。シーズンが進めば、彼よりも得点できると思う。

これは今のところの話。上田選手と小川選手はとても優秀だけど、自分は彼らよりも得点しなければいけない。

そうすれば、W杯に出場できるかもしれない。

(ハットトリックすれば上田の得点数に並ぶが)どうなるかは分からない(笑)」

同じオランダ1部のフェイエノールトでプレーする上田は、ここまで5ゴールを叩き出している。

塩貝は、来年のW杯で日本代表入りを果たすためには、上田や小川以上の得点数を記録することが必要だと感じているようだ。

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