今月、J1の東京ヴェルディからベルギー1部のロイヤル・アントワープへ移籍した日本代表DF綱島悠斗。

身長188cmを誇る25歳のセンターバックは、守備的MFからコンバートされてブレイクした。

おなじ「ゆうと」の名前を持つFC東京所属の日本代表DF長友佑都を敬愛しており、今年7月のE-1選手権ではともにピッチに立った。

その綱島は、DAZNのやべっちスタジアムにVTR出演すると、ベルギー移籍の経緯や、城福浩監督や長友からの言葉などを明かした。

「(憧れだった欧州への)移籍を決断したきっかけは、城福さんの言葉です。

東京ヴェルディがチームとしてあまりうまくいっていない状況で、移籍することに関してちょっと迷いはありました。

ただ、城福さんたちが『お前がいままでやってきたことを積み上げてこい』と言葉をかけてくれて、ヨーロッパでチャレンジしようと決めました。

あとは、E-1選手権の時に長友選手と常に一緒にいて、色んな話をしたんですけど、『お前は早くヨーロッパの基準に触れたほうがいい』と言ってくれたので、アントワープ移籍を決めました。

アントワープに来て初めての練習で、監督から今日のトレーニングは軽めだからと言われて、いつも通り準備してグラウンドに行ったら、相当ボリューミーな日本じゃ考えられないようなトレーニングをしたのが、まずは一番びっくりしたというかベルギーの基準ってこんな高いんだと感じました」

東京ヴェルディは26節時点で20チーム中14位だったが、城福監督からは背中を押す言葉をかけてもらったそう。

また、長く海外で活躍した長友からも欧州の基準に触れる必要性を説かれていたそう。

ベルギーでの練習に面食らったという綱島は、ピッチ上の強度と現地での生活に慣れることが必要だと語りつつ、移籍直前に高校3年生から7年ほど交際してきた女性と結婚したことも明かしていた。

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