2026年W杯のアジア最終予選が終了した。
世界最速で予選突破を決めた日本代表は、7勝2分1敗。
一方、同じくW杯行きを決めた韓国は、6勝4分と唯一の無敗チームとなったが、格下相手に取りこぼす試合があったのも事実。
そうしたなか、韓国紙『OSEN』は、「日本はW杯優勝が目標と自信満々に語る。ベスト16入りを叫ぶ韓国とは大きく異なる」と両国を比較していた。
「日本サッカーはW杯優勝を目標に掲げているが、これは根拠のない戯言ではない。
2022年大会ではドイツとスペインを撃破する番狂わせを演じ、決勝トーナメントで敗れたクロアチアは3位になった。日本の実力がメダル争いに迫っていることは紛れもない事実だ。
(一方)韓国は今大会もベスト16進出を狙っている。日本は違う。W杯優勝を堂々と宣言したが、綿密な計画を冷静に実行しており、傲慢さは感じられない。
日本のW杯での最高成績はベスト16。ベスト8にも進出していない日本が優勝というのはいき過ぎだという声もある。
韓国はW杯ベスト16入りを漠然と目標に掲げているものの、具体的な実行計画はない。
W杯開幕前から韓国は日本と比較される。(今年9月~10月にメキシコ、アメリカ、パラグアイと同じ対戦相手と戦うため)直接比較せざるを得ない。
日本と同じ環境を作っても結果が出ないのであれば、韓国の指導力と選手育成システムに問題があると言える」
2026年W杯は出場数が32から48か国に増えたため、決勝トーナメントに進出するのは、これまでの16チームではなく32チームに倍増する。その点は考慮されているのだろうか。
なお、日本と韓国は7月のE-1(東アジア選手権)で直接対決するが、国内組の選手たちが招集される見込み。