日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。

昨シーズンはスペイン1部リーグで11位に終わり、久保が今夏のプレシーズンに補強の必要性を訴える事態になった。

今シーズンからセルヒオ・フランシスコ新監督が率いるソシエダだが、開幕5試合で勝利なしと不調に喘いでいる。19日のベティス戦にも1-3で敗れて、痛恨の3連敗となった。

そうしたなか、『AS』は、「久保はスペイン1部リーグ通算200試合出場達成もソシエダは最悪の時期を過ごしている」と伝えていた。

「久保は先日のベティス戦でプロキャリアにおける節目となるリーガ通算200試合出場を達成した。皮肉なことに、この節目は、ソシエダ加入以来、最も重要な時期と重なっている。チームは5試合でわずか勝ち点2しか獲得できず、18位で降格圏に沈むなど、非常に憂慮すべき状況にある。

久保は出場機会があればその実力を発揮し、攻撃で違いを生み出している。ただ、日本代表戦での足首の負傷によりフィジカル面のパフォーマンスが低下し、ベストなパフォーマンスを発揮できていない。

ソシエダと2029年まで契約がある久保には6000万ユーロ(約104億円)の契約解除料が設定されているが、その才能は高く評価されており、プレミアリーグを中心に複数チームが獲得に興味を示している。

久保の加入以降、ソシエダは欧州コンペティションに出場してきたが、今シーズンは出場権を逃した。久保は代理人の変更、目標達成の失敗とイマノル監督の退任により、移籍の可能性が取り沙汰された。

結局、移籍は実現しなかったものの、ソシエダは久保の残留を促すためにも抜本的な方向転換が必要だ。

チームのスター選手である久保は、昨シーズンからプレー面でフラストレーションに悩まされており、ビッグクラブが獲得を狙っている。

200試合出場を達成した久保だが、ソシエダ加入以降で最も難しい時期にあることは間違いない」

久保はソシエダで4シーズン目を迎えたが、チーム状況的には最も困難な状態に置かれているとのこと。

なお、ソシエダは、24日に浅野拓磨が所属するマジョルカと対戦する。

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