2023年からオランダの名門フェイエノールトでプレーしてきた日本代表FW上田綺世。
フェイエノールトは、かつて小野伸二氏や宮市亮(現横浜F・マリノス)も所属し、今夏には日本代表DF渡辺剛が加入した強豪クラブだ。
上田は、今季リーグ開幕2試合連続ゴールを決めているが、元オランダ代表ルート・フリットから厳しい指摘を受けた。フリットは、『Ziggo Sport』で「真のストライカーではない」と述べていたという。
「彼(上田)はストライカーではないと思う。どう評価すればいいのか分からない。ボールを受けること、ボールに触ること彼が本物のストライカーかどうかは分からないが、自信の問題なのかもしれない。いい選手だが、ストライカーは冷静でなければならない。
ストライカーは特別な存在で、他のサッカー選手とは全く違う。ストライカーは直感的にプレーし、他の選手が通常予想しないようなシュートを予測する。彼はそういうプレーができない」
62歳のフリットは、1988年のEURO優勝も経験したオランダのスーパーレジェンド。フランク・ライカールト、マルコ・ファンバステンと「オランダトリオ」を形成し、ACミランの黄金期を築き上げた人物でもある。
また、元オランダ代表テオ・ヤンセンも「彼はワイルドだ。自分を証明したいあまり、プレーに落ち着きがないのかもしれない。
ただ、上田の日本人離れしたフィジカルとシュート力は海外でも評価されてきた。厳しい評価をバネにさらなる活躍に期待したい。