9月21日、阪神競馬場(宝塚市)で開催された競馬の重賞レース・GⅡ神戸新聞杯において、エリキング(栗東・中内田きゅう舎所属)が勝利した。
同馬はJ1・FC町田ゼルビアの代表取締役社長兼CEOを務める実業家・藤田晋氏の所有馬として知られており、名前の由来は命名時に町田に所属していたブラジル人FWエリキだと示唆されている。
口取りでエリキのポーズ決めました✌️ https://t.co/Vkv11FUg9k
藤田晋 (@susumu_fujita) June 23, 2024
そんなエリキングは今春GⅠ日本ダービー5着と好走。秋の大レースの前哨戦として、GⅡ神戸新聞杯に出走し重賞2勝目を勝ち取った。
同レースの冠協賛も務める神戸新聞社は、J1ヴィッセル神戸のオフィシャルスポンサー。地元紙ということもあり、神戸サポーターからは、ヴィッセル神戸関連の報道では強い信頼を置かれている新聞社でもある。
エリキングの名前の由来でもあるエリキは現在ヴィッセル神戸に所属しており、奇妙な縁を感じる勝利となった。この勝利により、エリキングは秋の大舞台GⅠ菊花賞の優先出走権を獲得。同レースに出走するかはまだ明らかになっていないものの、秋のビッグタイトル獲得へ向け、大きな一歩を踏み出した。
エリキは神戸に移籍した今季、リーグ戦8得点と神戸の豪華攻撃陣の一角を担う重要な活躍を見せている。神戸は今季2年連続のリーグ二冠達成や、ACLEなどビッグタイトルに向けた大勝負が続く。エリキングに続き、エリキも神戸のタイトル獲得に貢献できるだろうか。今後に注目だ。