アメリカで開幕を迎えた賞金総額1500億円のFIFAクラブワールドカップ。
日本から出場する浦和レッズは、17日にリーベル・プレートとのグループステージ初戦を戦う。
1901年創設のリーベルは、アルゼンチンを代表する名門クラブだ。
そうしたなか、アルゼンチン紙『Infobae』は「浦和選手がリーベルに勝つための秘訣があると宣言。原口元気は、リーベルの弱点を熟知していると強調し、全員を驚かせた」と伝えていた。
「原口は『相手は攻撃的なチーム。全体的に個々のレベルが非常に高い。ディフェンスとゴールキーパーは全員アルゼンチン代表』と発言。
さらに、『才能ある17歳の選手もいるし、タレント揃いのチームでとても攻撃的なので守るのが難しい相手になると思う』と称賛もした。
しかし、この試合について楽観的な見方も示した。『相手は守備にギャップを残すチームだと思う。自分たちがいつものようにしっかり守り、やるべきことをやって、そのギャップを突けば勝機はある』。
日本最大かつ、最も人気のあるクラブの一つとされる浦和レッズは、Jリーグとアジアサッカーで豊かな伝統を誇るチーム。
この日本チームは、明確な戦略に基づき、アメリカにいち早く到着。
34歳の原口は日本代表としてW杯を戦ったこともあるベテラン。リーベルを冷静に分析していたようだ。
なお、リーベルは南米屈指の熱狂的サポーターを抱えており、浦和戦には10,000人が駆けつける見込みだそう。