今夏、アジアツアーで来日したバルセロナ。
日本での試合は一旦参加中止が発表されたものの、楽天グループ尽力により無事7月27日にノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸との親善試合が開催された。
その後、韓国で2試合を行い、すでに帰国している彼らだが、どうやらDFの補強を余儀なくされるようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は7日、サウジアラビアのアル・ナスルがバルセロナDFイニゴ・マルティネスとの契約で合意したと自身のXで明かした。
マルティネスはバルセロナとの契約を解除し、フリーエージェントでアル・ナスルへ加わるという。契約は2026年6月までで、2027年6月までの延長オプション付きとのこと。
34歳のスペイン代表DFは、バルサの最終ラインで貴重な左利きセンターバックとして昨季も活躍。ラ・リーガで28試合、CLで11試合に出場し、先日の神戸戦にもスタメンとして出場していた。
サラリーキャップの問題を抱えるバルサにとっては、マルティネスの年俸1400万ユーロ(約24億円)を削減できるメリットがあるが、戦力的には大きな穴が開いてしまう状況。
8月17日のラ・リーガ開幕までに移籍市場で大きな動きを見せるのか注目される。