ブラジルメディア『Globo』は今月9日、J1アビスパ福岡に所属するブラジル人FWウェリントンのインタビュー記事を公開した。

同選手は2013年6月にJ1湘南ベルマーレへ入団すると、以降は福岡、J1ヴィッセル神戸などJリーグのクラブでキャリアを築いている。

このインタビューでウェリントンは、日本での生活について言及。神戸でともにプレーした元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとの秘話を明かした。

ブラジル人FWは神戸在籍時代について「私は同じチームで、特にイニエスタとトレーニングをしていて『この男とプレーすることは不可能だ』と思っていました」と、世界的スター選手と同じチームで戦った夢のような日々を振り返った。

さらにウェリントンは、当時減量中だったイニエスタとの秘話を楽し気に明かした。

「イニエスタが私にこう言ったんだ。『マクドナルドを食べに行こう。私はもうサラダだけを食べるのは耐えられないんだ』と。

イニエスタは『マックチキンを持ってきて』と言った。私たちは顔を見合わせた。『君がそんなものを食べることは知らなかったよ』と、私たちは彼の部屋でそれを渡し、それから階下に降りて隠れて食べました」

スペイン代表やバルセロナ(スペイン1部)で一時代を築いたスーパースターのピッチ外での一面は、いたって庶民的だった。

福岡のブラジル人FWは「アメリカにシーズン前のトレーニングに行ったとき、(イニエスタが)仲のいい選手たちを連れてカフェでスナックを食べていました。変わった男だよ」と元ワールドカップチャンピオンの私的な一面を言い表している。

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