上田綺世と渡辺剛の日本代表コンビが所属するオランダの名門フェイエノールト。
UEFAチャンピオンズリーグ予選では敗退したものの、エールディヴィジでは開幕5連勝と好調だ。
加入3年目の上田は5試合で5ゴールと得点を量産。新加入の渡辺は、5試合でわずか1失点の堅守に貢献している。
28歳の渡辺は、ベルギー1部ヘントから800万ユーロ(約14億円)ほどの移籍金でフェイエノールトに加入。
もともと空中戦の強さは日本人DF最強レベルにあったが、課題とされていた足元の技術も向上させており、DF陣に離脱者が相次ぐ日本代表でも貴重な戦力になりつつある。
そうしたなか、フェイエノールトOBでもある元モロッコ代表FWアリ・ブサボーンは、『FC Rijnmond』で渡辺についてこう話していたそう。
「彼は大言壮語ではない。試合の流れをよく読み、ポジショニングも巧みだ」
渡辺の活躍にかなりの感銘を受けていたとのこと。なお、ブサボーンは体格は178cmほどだったが、重戦車系ストライカーとして活躍した選手。
フェイエノールトは、21日に毎熊晟矢が所属するAZとアウェイで対戦する。